リヴィア・ライナット

「死んでも仕方ない。地獄にも落ちるだろう。でも目的を遂げるまで死ぬわけにはいかない」

LL:13   age:17   sex:male   another name:時駆けの青
元ミドガリア王国軍近衛騎士団団長。騎士として生きていくことに誇りを持っていたが、ある事件から世界の真理を知ってしまい、
彼の世界は崩れさってしまった。だが絶望するだけで止まらず、自分一人ででも抗おうと決意し、世界への反逆を開始する。
ミドガリア王国軍を抜けたにも関わらず、甲冑をそのまま使用している。それは彼にとっての戒めであり、罪の具現でもあった。
元来真面目で真っ直ぐな性格であったが、いまは目的の為なら手段を選ばぬ冷酷さも合わせ持っている。
技術大国ミドガリアにおいて近衛騎士団長をしていたこともあり、所有武具は最新の蒸気・魔導機関を両方搭載した
ハイブリッド剣『ソニックダイバー』。その力はリヴィアの魔力を最大限に効率化し、同じLL13相手でも優位に立てるほど。
フェミアが一緒にいることには巻き込んでしまう不安などもあるが、心では感謝すると同時に嬉しくも感じている。
リヴィア、と呼ばれることが好きではなく、フェミアなどには『ヴィー』と呼ぶように言っている。

フェミア・フォール・ファンジャイン

「世界が彼を敵に回すというなら、私にとっても世界は敵よ。世界なんて所詮その程度」

LL:12   age:12   sex:female   another name:音の魔女
リヴィアの目的を知るほぼ唯一の人物であり、かつ共感しており共に行動する少女。
地獄と思っていた日々から救い出してくれたリヴィアを慕い、彼のためなら何者を敵に回すことも厭わないとさえ思っている
年齢こそ12歳であるが、精神年齢は随分と高く、傲岸不遜にして毒舌。特にリヴィア以外の人間に対してはとことん容赦がない。
戦闘となればそれこそ殺しも厭わぬ凄惨さを見せるが、過去のトラウマから自分よりも歳の低い子供には手が出せない。
いつも抱えている不気味な兎のぬいぐるみは『ミィナ』という名前であり、リヴィアにさえおいそれと触らせないほど大切にしている。
弱冠12歳にしてLL12という脅威のランクの正体は、もはや絶滅したとも言われている正真正銘の『魔法使い』であるため。
魔法発動キーは『演奏』。自分の身体の周囲に二色の鍵盤を形成し、それを演奏することで魔法を使用する。得意な属性は異名通り『音』。
戦闘なら武装による防護を突破する超音波攻撃、全体を一時的に行動不可にする超大音量攻撃などが可能だが、むしろ補助として優秀で、
盗聴、遠方の微かな音を拾う、特定の音を阻害する、自分の足音や心臓音などを無音にしたりなど応用範囲は多岐に渡る。