ルスト・レイド

「正義の味方を気取る気なんかねぇよ。ただ俺が俺として『悪』ってのを許せねぇだけだ」

LL:13   age:23   sex:male   another name:銀色の暴風
賞金稼ぎとして名の知れたLL13。
口は悪く暴力的かつ好戦的だが、殺しだけは絶対にしないと心に決めている。
自分では認めようとしないが根は優しく、同行しているアクセルやプラチナを何だかんだ言いつつ手助けしたり守ってあげたりする。
また人情にも脆く、誰かに相談されたりするのも弱い(何だかんだ言いつつ結局最後には請け負ってしまう)。
いまでこそこんな性格だが、過去のとある事件から『悪』というものを憎み、相当荒れていた時期もある。
異名に『暴風』という単語が入っているのもその時の影響だが、本人は戒めの意味でもこの異名を自ら使っていたりする。
保有魔力は尋常ではないほど高いのだが、魔法の才能が欠片もなく、魔導機の援助を受けてもまったくコントロールが出来ない。
そのため、魔力を放出して操作せず敢えて暴走させながらそれを利用する、という豪快かつ無茶な戦い方をする。
好きなものは強い人間とのバトルと金、苦手なものは海臭い魚と女&子供の涙。
金が絡む時に限って、やたら勘が働くという人に誇れない才能も持つ。

アクセル

「人生これ快なり、ってね。折角この世に生まれたんだもの。楽しまなくちゃ損でしょ?」

LL:10   age:17   sex:female   another name:竜殺しの水
アクセル、というのは偽名であり、本来の名はアクア・セルヴェランテ。実はミドガリア王国の第三王女でもある。
興味を持つと一直線な性格で、楽しそうなことや面白そうなものを見つけると飛び出してしまうお転婆王女。
ミドガリアにルストがやって来た際にその破天荒っぷりに興味をそそられたという理由だけで家出してしまい現在に至る。
その行動力は「見つかると面倒だから」という理由だけで伸ばしていた髪をバッサリ切ってしまうほど。ここぞの決断力も高い。
その反面計算高く腹黒い部分もあり、上記の性格も相まって、ルスト曰く「一番敵に回したくない女」。
ルストのことは見ていて飽きない面白い人、という認識であり、恋心とは違うがそれに近い感覚を抱いていることは自身認識している。
とはいえそれで距離感を変えようとはまったく思っていない。
戦闘スタイルは徒手格闘。王家伝来の格闘技法と、王家しか持てない特殊な魔導機関『Ω』を搭載したガンドレット『サイサリス』を
用いての近接戦闘は懐に入ればルストでさえ必死に距離を取ろうとするほどであり、事近接戦のみに絞ればLL11相当の実力を持つ。
過去に竜を撃退したことがあり、ルストのお供であることも含め、LL10としては異常なほどその名は知れ渡っている。

プラチナ

「私にはルストに命を助けられた恩があります。だから恩返しする前に死ぬのは許しません」

LL:9   age:14   sex:female   another name:灰色の貫通者
とある組織に人体実験を受けていたところをルストに助けられた過去を持ち、それ以降はルストに心酔し、
彼のために自分の命を使おうと心に決めている。
普段はクールな性格で丁寧な口調であるものの、ルストを悪く言う者、馬鹿にする者などには怒りを露わにし容赦がない。
ただしアクセルと自分がルストを馬鹿にする分には構わない、という謎の定義があったりする。
豪快奔放なルストと唯我独尊なアクセルの手綱を握る一行唯一の良心でありツッコミ役であるが、毎度止められるわけもなく
最近は溜め息を吐く回数が増えてしまっているのがちょっとした悩み。
計算が得意なので一行の金銭的なやりくりはプラチナの担当だが、お金の感覚がおかしいアクセルとはしょっちゅう口喧嘩をしている。
得物は『ワイバーン』という巨大な魔導砲。戦闘時には近接型の二人を後方より援護する形を取ることが多い。
また、人体実験の影響で人より空間認識能力が高く、遠方の人間の動きや声、数といった情報を正確に感じ取ることが出来る。